化粧水のみにしたい。
化粧水だけのスキンケアでも肌はきれいになる?
そんな疑問を解消しましょう。
この記事で分かる事
- 化粧水だけのスキンケアでもいい
- 化粧水だけのメリット・デメリット
- 賢い化粧水の選び方(ポイント3つ)
- おすすめ化粧水
化粧水だけのスキンケアでもいい?
化粧水だけのスキンケアでもOK
化粧水だけのスキンケアでも、あなたの肌の調子が大丈夫なら、全く問題ありません。
肌は人それぞれ、合うものが違う
なぜなら、スキンケアに正解などはありません。
人それぞれ肌が違うから、人によって正解も違います。
「化粧水だけのスキンケア」であなたの肌の調子が良いのであれば、化粧水だけのスキンケアが「あなたの正解のスキンケア」です。
化粧水だけのメリット
化粧水だけのメリット
化粧水だけのスキンケアのメリットは2つの「節約」ができることです。
化粧水だけのメリット
- 化粧品代が節約できる
- 時間の節約ができる
化粧品代は、およそ1/4に。
一般的に使うスキンケア化粧品は化粧水、美容液、乳液、クリームとなっています。
例えば仮に、1つのアイテムで2,000円レベルの化粧品を使っている人だとすると、化粧品代が8,000円から2,000円に節約にできます。
朝のバタバタ、睡眠時間の確保
また、洗顔後に化粧水だけ塗って終わりとなると、かなりの「時短」になり、「朝の身支度が早くなる」「早く寝れる」など時間も節約になります。
化粧水だけのデメリット
化粧水だけのデメリット
逆に、化粧水だけのデメリットも紹介します。
化粧水だけのスキンケアのデメリットは、以下の2つです。
化粧水だけのデメリット
- 乾燥肌の人は、保湿が足りない場合がある
- あまり安い物を選ぶと、肌が荒れる場合がある
乾燥肌の人は化粧水だけだと厳しいかも
乳液やクリームに含まれる油分には水分蒸発を防ぐ役割があります。化粧水は基本的に「油分」が入っていないので、化粧水だけのスキンケアにすると乾燥肌の人には保湿が足らないかもしれません。
安い化粧水は、ほぼ水の場合も。
また、世の中の化粧水には、同じ値段でも美容成分がたくさん入っている「良質な化粧水」と、ほとんど美容成分が入っていない「イマイチな化粧水」があります。
あまり安すぎる化粧水だと、ほぼ水のような化粧水の場合もぶっちゃけあります。
これについては、次の化粧水の選び方で詳しく紹介します。
賢い化粧水の選び方
実は、良い化粧水の選び方のコツがある
良い化粧水を選ぶ為に押さえるべきポイントは以下の3つです。
良い化粧水の選び方
- 良い保湿成分が入っていること
- 肌悩みに合わせた成分が入っていること
- 値段の割に美容成分が多いこと
特に、3番の「値段の割に美容成分が多いこと」というのについては熱弁したいです(笑)
ブラックな化粧品業界…。
安い化粧水でも、良い成分がたくさん入っている。
高級ブランドの高価な化粧水の割に、実は、中身は全然良くない。
、、、なんて事が、実は世の中の化粧品はたくさんあります(笑)その「見極め方」についても紹介していきます。
それでは、1つずつ紹介していきます。
1、良い保湿成分が入っていること
良い保湿成分が入っているか
スキンケアの基本は保湿です。化粧水での1番の目的は”保湿すること”なので「保湿力」が大切。
化粧水の「保湿力」は、その化粧水に入っている「保湿成分」によって変わります。
以下が一般的に化粧水に配合される保湿成分です。
保湿成分 | 保湿力 |
セラミド | ★★★★★ |
ヒアルロン酸 コラーゲン |
★★★★☆ |
アミノ酸 NMF グリセリン PG |
★★★☆☆ |
最も保湿力が高いのが「セラミド」
「保湿の王様」とも呼ばれるセラミドは、水分を取り込むとラメラ構造という形をつくり、がっちり水分を挟み込みます。
セラミドで挟み込まれた水分は、たとえ湿度が0%でも水分が蒸発しません。
セラミドは、人間の肌にある成分
セラミドは、人間の肌にある成分ですが、年齢と共に減っていくので肌が乾燥しやすくなります。
しかし、年齢を重ねても、化粧水でセラミドが十分に補充されている肌は、冬でもぷるぷるのうるおい肌を保てます。
安いセラミド化粧水は、擬似セラミドです
セラミドには種類があり、天然のセラミドは保湿力が抜群ですが、その分、原料が高いです。
最近では、セラミドに似せた「擬似セラミド」というものがあり、安い化粧水は大半が擬似セラミドが使われています。ある程度の保湿力はありますが、天然と比べるとだいぶ劣ります。
2、肌悩みに合わせた成分が入っていること
肌悩みを解決する「有効成分」で選ぶ
化粧水には、ニキビ肌や、美白など、肌悩みを改善する有効成分も入っています。
下の表を参考にしてください。
肌悩み | 有効成分 | 効果 |
乾燥 | セラミド コラーゲン ヒアルロン酸 |
保湿 |
ニキビ | ビタミンC誘導体 サリチル酸 レゾルシン |
殺菌 抗炎症 皮脂抑制 |
毛穴 | ビタミンC誘導体 | 皮脂抑制 ハリ・弾力アップ |
シミ・くすみ | ビタミンC誘導体 アルブチン ルシノール 4MSK m-トラネキサム酸 |
美白 |
加齢 | ビタミンC誘導体 アスタキサンチン コエンザイムQ10 レチノール ペプチド |
ハリ・弾力アップ 抗酸化 (エイジングケア) |
毛穴は「2種類」あります。
毛穴が目立つ原因は、大きく分けると以下の2種類あります。
①10代〜20代の皮脂が多くて起こる
⇒詰まり毛穴・開き毛穴
②加齢によってハリ・弾力がなくなって起こる
⇒たるみ毛穴
たるみ毛穴の場合は、エイジングケア向け化粧水でOK
加齢による「たるみ毛穴」の場合は、エイジングケア系の化粧水を使っても大丈夫です。
ビタミンC誘導体も効きますが、ビタミンC誘導体はどうしても保湿力が弱いものが多いです。
たるみ毛穴が起こる年齢の方は、皮脂が少なく肌が乾燥しやすいので、「ハリ・弾力」と「保湿」の両方が得られるエイジングケア向けが向いています。
3、値段の割に美容成分が多いこと
値段に対する「割の良し悪し」がある
化粧水には、1,000円以下のプチプラから、1万円くらいする高価なものまで、様々な価格帯があります。
化粧水は値段が高ければ効く訳でもないし、安い方がお得という訳でもありません。
大事なのは「値段に対して、どうか?」です。
そもそも化粧水とは
化粧水は、ざっくりと「水・保湿材」と「訴求成分」の2つで構成されています。
水・保湿材でうるおいを補充し、訴求成分(美白効果、抗ニキビ効果がある成分)で肌悩みを改善します。
ここがポイント!
「配合量」の表示義務はない
化粧水だけでなく、化粧品全てに言えることですが、成分の表示義務はありますが、その成分の「量」は表示されていません。
だから、私たち消費者には、各成分がそれぞれ「どのくらいの割合で入っているか」全く分からないのです。
化粧品原料:水=安い、訴求成分=高い
想像がつくかと思いますが、化粧品を作る際の原料である、水(精製水)は安くて、訴求成分となる原料は高価です。
なので、訴求成分の割合を多くすると化粧品メーカーはコストがかかって、利益が少なくなり、逆に訴求成分を少なくすると利益が多くなります。
そして、私たち消費者(化粧水を買う側)としては、「訴求成分」が多い化粧水を選ぶことが大切です。
良い化粧水とイマイチな化粧水
美容液より化粧水の方が訴求成分が多い場合も…
一般的に「美容液」とは美容成分(=訴求成分)が多い、濃い、、、というイメージですよね?
でも、実際には美容液の「定義」は決まってなく、国でも決められていない為、美容成分はそこまで入っていなくても、美容液という名称で販売出来ます。
この為、むしろ良質な化粧水の方が、美容液として売られているものよりも美容成分が入っていることも実際にはあります。
でも、どうやって見極めればいいの?
量は見えないんでしょ?
もちろん、化粧水のそれぞれの配合量は見えません(笑)
しかし、実は美容業界で言われている、ある程度の「目安」があります。
3,000円〜5,000円の価格帯が「良質な化粧品」
私は、コスメコンシェルジュという資格を持っていて、成分や美容関連の書籍をよく読むのですが、実は、化粧品はだいたい3,000円〜5,000円くらいの価格帯のものが1番良質と書かれています。(値段に対して高品質)
2,000円以下になると、訴求成分が少なく(もしくは安い成分)、5,000円を超えてくると、それはもう、ブランド代になると言われています。
化粧水の価格帯 | 化粧品の目安 |
1,000〜2,000円程度 | 訴求成分が少ない(もしくは安い成分) |
3,000〜5,000円程度 | 訴求成分がしっかり入っていて、割がいい←これを選ぶ |
6,000〜1万円程度 | 訴求成分も入っているけど、ブランド代がかなり含まれている |
ですから、3,000円〜5,000円くらいの価格帯の化粧水を選ぶのが最もおすすめです。
注意:もちろん、全ての化粧品ではありません。
もちろん、メーカーによって違う場合もあるので一概には言えません。
でも、原料の価格帯からいくと、化粧品の商品値段は3,000円〜5,000円が妥当だそうです。
良い化粧水の選び方まとめ
長くなってしまいましたが、化粧水の選び方をまとめると以下のようになります。
良い化粧水の選び方 まとめ
1、良い保湿成分が入っていること
⇒成分で選ぶ(セラミドが最強,次にコラーゲンなど)
2、肌悩みに合わせた成分が入っていること
⇒成分で選ぶ(美白、ニキビ、毛穴など)
3、値段の割に美容成分が多いこと
⇒3,000円〜5,000円の価格帯を選ぶ
コスパが良い高品質 おすすめ化粧水
先ほど紹介した「良い化粧水」の選び方を踏まえて、コスパが良い高品質なおすすめ化粧水をピックアップしました。
美白、毛穴など「効果」ごとに分けているので、良ければそちらも参考にして下さい。
3,000〜5,000円の価格帯の化粧水は、トライアルがある
3,000〜5,000円の化粧水の特徴として、ほとんどの化粧品メーカーがお試しセットを設けているところです。(それだけ、商品に自信があるという事かと思います。)
これは、プチプラ化粧水、高級化粧水にはないところです。
メーカー | 効果 | お試しの値段 (※は+税) |
高浸透型ビタミンC誘導体化粧水 プリモディーネ | 美白 ニキビ 毛穴 加齢 |
1,000円※ 1,500円※ |
アンプルール |
美白 | 1,500円 |
肌しるべ化粧水 | 保湿 | 500円 |
ビーグレン | 保湿 美白 ニキビ 毛穴 加齢 |
1,980円 |
ちなみに、、、
引くかもしれませんが、実は、私は上記のトライアルセット、全部試してます(笑)
他にも、もっとたくさん試しているのですが、上記が化粧水の価格帯が3,000〜5,000円のもので、私が試して個人的に「良かったもの」です。(良くなかったものは載せてません。)
トライアルセットは使わないと損
化粧品は万人に合うものはないので、万が一、肌に合わなくても少量のトライアルセットならリスクが低くなります。
更に、トライアルセットは、どれも値段に対して必ず「お得」になっています。高品質な化粧品がお得に使えるので使わないと損です。
(私は、トライアルセットで生活していると言っても過言ではないです。)
参考:個人的に特におすすめ
保湿・加齢ならビーグレンが私はいいなと実際使って思いました。
毛穴なら絶対に高浸透型ビタミンC誘導体化粧水 プリモディーネ、美白はビーグレンが良かったなって思います。
良ければ参考にしてください。
化粧水だけのスキンケアでもいい
化粧水だけのスキンケアでも構わない
肌に合っているなら、化粧水だけのスキンケアでも構いません。
むしろ、化粧水だけのスキンケアで肌の調子がいいなら、「お金」も「時間」も節約できるので、その方が良いです。
極論、美容は「娯楽」です。
スキンケアは、やらなくてはいけない事ではなく言ってしまえば「ご褒美」「装飾品」のようなものです。
肌は人それぞれ違うので、
スキンケアに正解はありません。
あなたの肌の調子が良いスキンケアが「正解」です。
ぜひ、あなたにとっての
「正解」のスキンケアに出会えますように✨